外出から帰ってきたとき、料理をするとき、お店に入るとき、 なにかと『手洗い』や『うがい』が基本、 アルコール消毒など手放せなくなりました。
いろんな所で消毒。
さて、それでもアルコールは消耗品です。マスクは、 昨今自分で作ったり、 いろんな企業がマスク産業にふみこみ生産工場が作られましたね。それでも手に入りません 涙
なので、わたしも手元にある使い捨てマスクはなくなってしまいましたので、手作りマスクを作らないとと思っています。
マスクは、何とか手作りとかで代用できるのですが、アルコール消毒液はどうでしょう。
写真元:photoAC
目次
アルコール消毒の代わりになるものはあるの?
実は、あるんです。
最近、高濃度アルコールを作っている酒造メーカーが、 飲料で作った濃度77%のスピリッツが、 手指消毒に利用できるそう。
先日、たまたま見つけた
高知県の菊水酒造さんの「アルコール77」
容量:500ml 価格:税込1485円
もちろん、普通のアルコール消毒液は飲めませんが、 スピリッツとして作られた蒸留酒は、 飲むことができるため酒税がかかり、香料も含まれています。
原材料は醸造アルコールと香料のみです。
ちなみに消毒や除菌を目的に製造されたものではないのですが、ラベルには「It is a sake that can remove bacteria from cooking utensils(調理器具を除菌することができるお酒です)」と書かれています。なので、まな板や包丁の除菌、さらに飲料もできるお酒です。
なんだか、強そう。。。。。
もちろん、菊水酒造さんは他の日本酒や焼酎、リキュールその他のお酒も作っている蔵元さんです。他のお酒も美味しそうですね。こちらをクリックすると菊水酒造さんのHPに飛びます。
※2020年4月10日(金)から出荷を開始されているそうです。
注意すべきことは?
- 消毒用や飲用に関わらず、
アルコールでの消毒は必ず乾いた状態での利用。 - 火や火気の近い所では絶対に使わない。
アルコール濃度が高いため、引火する恐れがあります。 - 濡れている手にアルコール消毒をつけても実は、意味がなく、手洗い後に使用される場合は水分を拭き取った後にアルコールをス
プレーをすることをおすすめします。
なぜ77度?
約77度は、消毒のエタノールと近い濃度なのです。 80度90度の方が、消毒効果があるんじゃないの? っと思われますが、揮発性が高くなり危険だし効果がないのです。
薄くもなく濃くもない77度が手指消毒に使っても大丈夫。
本当に大丈夫?
厚生労働省医政局は3月23日、日本医師会に対して
「 手指消毒用エタノールの供給が不足していることから、 医療機関等において、やむを得ない場合に限り、 高濃度エタノール製品を手指消毒用エタノールの代替として用いる ことは差し支えない」
と発表されました。
まとめ
最近は、家にいることが多く何かと消耗品を消費する量が増えたような気がします。だからといって、たくさん購入するのではなく、代わりになるもの自分で工夫することや知ることで、 補うことも大切だなっと思いました。
今回は、飲料する濃度の高いアルコールなので、もし購入されたら、本当にアルコールの取り扱いは注意しないといけませんので「火気厳禁!」です。
※アルコールを分解出来ない体質の人・アルコールアレルギーの人は、使用には注意してください。
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