webライターであり、栄養士・唎酒師(ききざけし)のCHIEです。
ソムリエって「ワイン」は知っているけど、日本酒のソムリエってなに?っと思われるひと多いのではないでしょうか。一般的にワインの場合は、「ソムリエ」or「ワインコーディネーター」といいますが、日本酒の場合、「唎酒師(ききざけし)」といいます。
目次
「日本酒」
わたしが20歳の時、お酒の中でいちばん最初に飲んだのが「日本酒」でした。っというか、日本酒以外は飲めませんでした。それから、社会人になり色んなお誘いや飲み会があり「カクテル」「チューハイ」「ビール」などお酒を飲むようになりましたが、やはり1番好きなのは「日本酒」。当時は、よくハタチなのに日本酒!?っと言われることもありましたが、本当に味の深さに感動して飲んでいました。
唎酒師の免許を取得したきっかけは?
色んなきっかけがあるかと思います。
「飲食店で使うから」「蔵元だから」「日本酒を販売しているから」「日本料亭で日本酒を紹介するから」
などなど様々な心意気があるかと思いますが、私は「日本酒が好きだから」でした。
でも、最後の1番のきっかけは、社会人大学での「日本酒の講義」。
聞いているだけで、講義を受けているだけで、本当に奥が深くて楽しかったんです。
日本の文化である日本酒、こんなにも手間暇かけて作られていて、同じ工程なのに味が1年ずつ違うお酒。
知っているようで、知らないことだらけのドキドキワクワクな授業でした。
講義が終わり2週間後には、協会の門を叩いてました(笑)
どんなひとが受けに来てたの?
私が受けたときは、教室の椅子が全部埋まるくらい来ていました。
なので、40人ぐらいだったかな。
みなさん、目的はさまざまでしたが、目指す目標は同じ!幅広い年代の人が受けていました。下は20歳から、上は70代ぐらいまでで、男女同じぐらい。
日本人だけではなく、海外の人もいらっしゃいました。
3分の2ぐらいがお仕事で使うから。3分の1は私と同じで日本酒が好きだからでした。
唎酒師になるためのプログラム
資格を取得するためのプログラムコースがあります。
- 通信コース
- 1日通学コース
- 在宅コース
- 夜間通学コース
- 2日間集中プログラム
※協会が2つありますが、NPO法人FBOが主催している方の説明です。
1番人気は通信らしいのですが、私は、2日間の集中プログラムで取得しました。
確かに、日本酒は好きですが、細かいことは解らない。教科書を読んでも「?」のところもありました。
正直、テイスティングサポートテキストなどありますが、実際プロのひとの意見を座学で確認しながら、テイスティングをし表現を勉強したほうが、良いのではないか。
っという考えで集中プログラムを選びました。
2日間どんな講義だったの?
1日目
おもてなし座学
★確認テスト
日本酒座学
★確認テスト
テイスティング座学
★確認テスト
2日目
日本酒座学
★確認テスト
テイスティング座学
★確認テスト
本試験
上記のような流れでした。もちろん休憩はあります。
ほかの受講者とは少し話す程度で、私はほぼ自分の世界で没頭しないと合格できないのでは…
という衝動にかられていたので、ほとんどおしゃべりはしませんでした。だって、高いお金はらっているんだもの、、、自分のものにしないと。。。
休憩中に解らないことを講師に聞きに行く、協会の展示品を見に行くなどしてました。
結構、聞きに行っている人が多く順番待ちの時もありました。
確認テストって?
毎回、座学で勉強したものの確認テストがあります。ちなみに、合格点に達していない人は、別室で再テスト。
ちなみに、最後の本試験で点数が足りていない人は、職員に肩を叩かれて別室で追試。
1~2割の人が叩かれる恐怖を味わっていました。こわ!!!
資格はいつもらえるの?
2日目の本試験を通過し、取得が確定した当日付与されます。
付与される資格は
唎酒師(ききざけし)資格認定証・唎酒師(ききざけし)ピンバッジ
「F&Cナビゲーター」認定証
品質鑑定士認定証
上記の3つが付与されます。
費用はどれくらいかかるの?
1番取得に気がかりなのが、費用ですよね。
わたしは当時、社会人大学に通っていたこともあり、学割が使えましたが、現在は、学割が適応されなくなっているみたいですね。
●通信
一般 58,800円 認定会員 29,400円
●1日通学コース
一般 58,800円 認定会員 29,400円
●在宅コース
一般 58,800円 認定会員 29,400円
●夜間通学コース
一般 63,800円 認定会員 31,900円
●2日間集中プログラム
一般 139,100円 認定会員 52,100円
※4月15日現在
まとめ
2日間集中プログラムは、費用はかなりかかりますが、一生の資格を取得できたと思っています。また、おもてなし資格も品質認定士も同時取得でき、好きな日本酒を紹介できて、
さらに、日本文化の良いところを発信できればなお良いなと考えています。
もし、興味がある・気になるっと言う方は、ぜひ「きき酒師」で検索してみて下さいね。
日本酒のワンポイント
唎酒師は、実は「辛口の日本酒」という表現は使いません。
唐辛子や辛子、ワサビなどのように、強く刺激するような味である事をあらわすので、
多くの人が日本酒の表現やイメージとして使っているコトバですが使わないのです。
例えば「ひきしまる味」「すっきりする味」が味の表現としては、妥当な表現かなと。。。むずかしいですね。
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