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七夕の疑問
初夏のイベントといえば七夕がありますよね。織姫と彦星が1年に1回会えるというお話は、一度は耳にしたことがあるかと思います。そんな七夕の日に願いごとを書いた短冊を飾り、祈願をすることで願いが叶うと言われています。
さて、そんな七夕ですが、七夕の「あれ?」っと思った疑問を説いてみましょう。
七夕の由来って?
七夕伝説
存在する七夕の一番古い文献は、中国南北朝時代の439年~581年に編纂された『文選』にある古詩十九首が由来とされています。その文献には、織姫と彦星が天の川を隔てて1年会うことすらできない内容の一節が記載されています。この古詩十九首をもとに「7月7日の七夕だけ織姫と彦星が会うことが許される」という詩が、中国南北朝時代後期の『荊楚歳時記(けいそさいじき)』に表現され、日本にわたって、七夕の原形となったと言われております。
そもそも、日本の物語ではなく中国からの物語だったんですね。
なぜ七夕に笹の葉を飾るの?
七夕には欠かせない「笹の葉」なぜ?笹の葉じゃなくても木の葉じゃいけないの?っと思う人は多いかと思います。
笹の葉は、まっすぐ天に伸びる性質をもっています。その笹の葉に願い事を書いた短冊を飾ると、天にまっすぐ伸び神様やご先祖様に願い事が届きやすいと考えられています。
その他には、笹の葉には殺菌作用があり、このことから魔除けの効果があると言い伝えられていました。
何気なく飾られている笹の葉にはこんな意味が込められていたんですね。
七夕は7月8月どっち?
この疑問は、だれもが思う疑問かと思います。わたしも小さいときから思っていました。
さて、紐解いていくと七夕が伝わったとき、当時は旧暦の太陰太陽暦で日付のカウントをしていました。旧暦で7月7日は、現在の8月20日頃。なので、7月でも8月でも間違っていないとわかります。
まとめ
この7月の七夕に雨が降ってしまったら会えないという説もあるし、雨が降ったのは、織姫が彦星に会えて涙を流して喜んだという説もあります。夏の雨が降らない中、恵みの雨とも言われているとの言い伝えもあります。
調べれば調べるほど、奥が深くなってくる節句ですよね。今回は由来やなぜ?っと思うものを取り上げてお話しました。今年の七夕にぜひ、お話が出たら話して教えてあげてくださいね^^
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